【そのままはNG】スーツをクリーニングから戻したら、まず“ビニール”を外してください。

スーツのメンテナンス
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──衣替えの季節。久しぶりにスーツをクリーニングに出した方も多いのではないでしょうか?

でもちょっと待ってください。
そのスーツ、いまだにクリーニング屋さんのビニールに入ったままじゃありませんか?

それ、スーツにとっては危険信号です。

「ビニール袋に入れっぱなし」は、スーツの寿命を縮めます

クリーニング店でかけてくれる透明のビニールカバー。
あれは、持ち運び時にホコリが付かないようにするための一時的な保護材です。

実は、あのビニールには湿気を閉じ込めてしまうという大きな欠点があります。

戻ってきたばかりのスーツは、微量ながらクリーニング溶剤の匂いや湿気を含んでいます。
ビニールをかけたままクローゼットにしまうと、
その湿気が内部にこもり、カビ・変色・生地の劣化を招く可能性があるのです。

POINT: スーツは「呼吸」させる衣類。収納時は通気性が命。

 スーツは“クリーニングすればいい”わけではない

実は、スーツのクリーニングは年に1〜2回で十分です。(私は、ほぼ出しません)
むしろ頻繁に出すことで、
・生地がゴワつく
・風合いが失われる
・プレスによる型崩れ
などのリスクも。

特に高級ウールやリネン混合の生地は、デリケート。
クリーニングよりも、日常の手入れこそが寿命を延ばす鍵となります。

オーダースーツカマクラ流|正しいスーツケア3箇条

        1.      脱いだらブラッシング。
 天然毛のブラシでホコリを払うだけで、清潔感と艶がよみがえります。
        2.      クローゼットは“乾燥と通気”がキモ。
 ぎゅうぎゅう詰めにせず、スーツ同士の間隔を開けて収納。
        3.      休ませる。
 連日同じスーツを着るのはNG。
 1日着たら最低2日休ませましょう。スーツにも“オフ日”が必要です。

スーツは“育てる服”。その第一歩は「正しくしまう」こと

良いスーツは、育てるほどに着る人に馴染んでいきます。
そのためには、“着たあと”の扱いが何より大切。

クタクタのスーツでは、どれだけ高価でも**「品」**は宿りません。

Order Suit KAMAKURAでは、
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