☆『スーツには特別な力が宿る』
私は、この言葉は本当だと思います。
実際、スーツは勝負服と言われていたり、又はいいスーツを着て、『仕事でいい結果が出た』とか、『なぜか、異性に注目を浴びた』などなどと、スーツを着ていて、このような経験をされた方も多いかと思います。
ここからは、私の個人的な経験になりますので、『全ての方がこのようになるとは限りません』とだけ注意書きをしておきますが・・・
私は、スーツが宿す力を試すわけではないですが、以前、割と頑張ってオーダーしたスーツを数着用意し、まったく未経験の注文住宅の営業をしたことがあります。
マナーとして最低限の知識は身に着けましたが、未経験1年目で7棟のご注文を頂いたというエピソードがあります。
また、このご注文が、全て現金によるご契約でした。
(そのようなお客様を引き付ける力もあったかもですが・・・)
もう一つ上げると、私の妻は16年下です。いいオジサンが、結婚できました。
(すみません・・・ただの余談です。悪しからず)
上記2つの私のエピソードは、たまたまかもしれませんが、キーワードになるのが、両方スーツなんです。
諸説ありますが、スーツは唯一世界制覇を成し遂げた民族衣装と言われているのです。
ゆえに、ある種のパワーが宿っているのかもしれません。
少なくても16世紀からスーツの原型となるフロックコートから始まり、18世紀~19世紀にかけて紳士道の確立、そして、スーツの世界伝播、近代スーツへと少しづつ形を変えながらも、その考え方やマナーは今現在の現代人にも受け継がれ、オフィスカジュアルが出てきても、またカジュアルでの出勤も許される時代になっても、やっぱり、ちゃんとした場面では”スーツ”でとされているわけです。
パワーが宿ってしかりだと思いませんか?
でも、でもですよ?
そのパワーをちゃんと享受できている人少ないですよ。(いやホントに)
何故?スーツのパワーを享受できていない人が多いのか?
それは、一にスーツに対する認識不足です。
スーツの歴史まですべて知る必要はないと思いますが、マナーとしてのスーツ選びだったり、ドレスコードの意味と選択は身に着けるべき知識かと思います。
次に、スーツのパワーを享受できていない理由は、
『サイズ感』です。
スーツのパワーを最大限引き出すには、着るその人にしっかり合った『サイズ』が必要です。
これは、ただ『大きい』『小さい』ではなく、その人の体型に合ったスーツのサイズ感を意味します。
たとえば、ここ最近(2024年現在)では、特にメンズファッションは大きめのサイズで着ることがかっこいいとされています。
ひと昔前では、タイトなスタイルがかっこいいされていました。
これはただ、大きい小さいで解決するファッションです。実際今では2サイズ上を買うようにしましょうみたいに言われています。
スーツで言うサイズ感とは、ただ大きい小さいではなく、必ず『フィット』という意味が込められています。
表現も、ルーズフィット、ジャストフィット、タイトフィットと、必ず『フィット』と付いてると思います。
この『フィット』こそが『サイズ感』を意味しているわけです。
このサイズ感(フィット感ともいえるでしょう)がしっかり採寸され、補正され、デザインされたスーツが、唯一の『パワースーツ』となれるのです。
『パワースーツ』とは、着る人の秘めたる力を最大限引き出すことにより、目標を現実化させる力をもったスーツの事を言います。
そのスーツは、歴史を持ち、エネルギーを秘め、着るものを前へと前進させます。
そんな『パワースーツ』を作りたくて、私はスーツ作りを始めました。
皆様にもそんなスーツを経験し、楽しんでいただきたい、そう思います。
Order Suit KAMAKURA
代表 鎌倉 康裕