プロが即見抜く「安く見えるスーツ」の5つの共通点
「あ、そのスーツ、既製品ですね?」
あなたのスーツ、たった数秒で“安っぽく”見られているかもしれません。
たとえラグジュアリーブランドでも、見抜く人には一発でわかる。
それが「本当にいいスーツ」と「それっぽいスーツ」の違いです。
では、スーツのプロたちはどこを見て“格”を判断しているのでしょうか?
オーダースーツ専門の視点から、“即バレする既製品スーツの特徴”を解説します。
1. 「肩」で9割決まる。安く見える最大の原因
肩の作りが“いかにも乗っている”ようなスーツは、既製品に多い特徴です。
量産スーツは誰でも着られるように、厚めの肩パッドを使用してシルエットを演出します。
しかし、オーダースーツではその人の肩の傾斜・骨格に合わせて自然に設計。
とくにナポリ仕立てのような“落ち感のある肩”は、「あ、この人、分かってるな」と思わせる決定打になります。
2. 「ボタン位置」が低いと、全部高見えする
ボタンの位置がほんの数cm違うだけで、印象は激変。
既製品は重心が高く見え、胴が短く・脚が太く見えがち。
一方で、オーダースーツでは体型に合わせて最適なボタン位置を設計。
視覚的に「脚が長く・姿勢が良く」見える重心設計が可能です。
3. 「袖のボタン」が開くかどうかで通ぶれる
実はここがオーダーか既製かを最も簡単に見抜けるポイント。
それが「本切羽(ほんせっぱ)」、つまり袖口のボタンが開く仕様かどうかです。
既製品ではフェイクがほとんどですが、オーダーではこれが標準。
知らない人からは見えないけど、わかる人にはバレてる「密かなステータス」です。
ちなみに、この「本切羽」、またの名を「ドクターカフ」とも言います。
今でこそ、そんなことはないのかもしれませんが、お医者さんが、緊急にオペをする場合に、袖をまくりやすくするために出来たディテールとも言われています。
4. 「ベント(後ろスリット)」が開いてしまう
背中から見てスーツのクオリティが分かる――この意見に異を唱えるプロはいません。
既製スーツは背中やヒップのフィットが甘く、動くとベントがパカパカ開いてしまう。
一方オーダースーツでは、後ろ姿までしっかり“吸い付くように”設計されているため、歩く後ろ姿に品格が宿るのです。
5. 「裏地と刺繍」がダサいと台無しに
裏地は見えない部分。でも、“分かっている人”はそこにこだわる。
・赤ワインのような深い色味
・趣味や信条を込めた刺繍
・大切な人の名前を忍ばせたポケット…
他人に見せない美意識が、**「これは既製品じゃないな」**と印象づけます。
結論:いいスーツは「見えない部分」に宿る
オーダースーツは、サイズが合っているだけの洋服ではありません。
それは自己表現の選択肢であり、思考の輪郭そのもの。
・どう見られたいか
・どこに価値を置くか
・何にお金と時間をかけるか
それらすべてが、スーツに現れます。

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“見えないところにこそ、美意識を。”
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