「助けて!!カマクラさん!」スラックスに深〜い折ジワ!?その原因と救済方法

スーツのメンテナンス
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暑い休日の午後、1通のLINEから始まりました。

「カマクラさん、スラックスが…ヤバいんです!」
「たぶん運転中、シートに潰されて、汗でアイロン状態に…」
「お尻のあたりに深い折ジワがついて、全然取れません!」

はい、これは**“夏のあるある事件”**です。

ご相談者は、営業職のリピーター様。
夏場の出張先へ、冷房の効いた車内で長時間運転されたとのこと。
シートに体重を預けた状態でスラックスを折りたたむように座り続けると、
**「プレス機」**のように熱と圧がかかって、
お尻や太ももに深いクセジワが刻まれることがあるんです。

そのシワ、“生地焼け”寸前かもしれません。

実はスラックスの「クセジワ」はジャケットより厄介。
特に、以下の条件がそろうと、家庭でのアイロンではまず取れません。
        •       高温多湿の車内環境
        •       座りジワの上から汗で湿気
        •       体重によるプレス
        •       生地の芯地にまで入り込んだ折れ線

この状態になると、「元の風合いに戻す」のはプロでも難しいケースがあります。

ラックスのクセジワを防ぐ3つの習慣

① 長時間座る前に、座面を整える

スラックスの膝〜お尻部分の折れ目を伸ばしてから座ることで、生地のテンションを均一にできます。

② 夏場の運転時は敷物を使う

シートとの密着を避けるために、タオルなどで汗止め+蒸れ防止を。特にウール混スラックスは要注意。

③ 連日着ない&風通しを必ず

夏場は汗を多く含むため、最低1日は乾燥させてからクローゼットへ戻しましょう。

それでも“クセジワ”が付いたら?

家庭用アイロンで無理に伸ばすと、テカリや生地ヤケの原因になります。
おすすめの対処法は…
        •       スチームのみで浮かせながら湿らせる
        •       当て布をして軽く“戻す”ようにプレスする
        •       可能ならプロの「プレス仕上げ」に依頼

Order Suit KAMAKURAでは、深いシワを防ぎやすい生地提案や、
腰回りやヒップの“クセ”を反映した設計補正を行っています。
だから、座っても美しいスラックスラインをキープできるんです。

オーダーは「履いた後」まで想定して作る

スーツは、着て立ってるときだけカッコよければいい――
そう思われがちですが、私たちは**「着た後の姿」こそがスーツの真価**だと考えます。

運転、会議、ランチ、デスクワーク。
座って、立って、また座って。
その繰り返しのなかで、シワすら味になるスラックスを。

だからこそ、補正の技術×クラシックの美学が必要なんです。

Order Suit KAMAKURA(オーダースーツカマクラ)とは?

 東京都世田谷区拠点、出張採寸専門のオーダースーツ
   

ジャケット、スラックス単品のオーダーも可能
     

生地は夏用の「フレスコ」「トロピカル」「リネン混」など多数
     

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「汗かいたって、崩れない」
「クセジワすらも味に見える」
そんな1本を、あなたにも。

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