いいスーツを着ると、食べるものが変わる——所作に“品”が宿る理由。

⑤《スタッフブログ》スーツのマナーやスーツの現状について
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残念だけど、結局「人は見た目で判断される」

これはもう常識に近い言葉ですが、私が本当に伝えたいのは、“見た目”が人の“内面”を変えるということです。

例えば、いいスーツを着てレストランに入った瞬間、自然と背筋が伸びる。
メニューを開けば「ステーキ」ではなく「仔羊のロースト」に目が向く。
ナイフとフォークの持ち方すら、少し丁寧になる。

それは、ただの演技ではありません。

本当にいいスーツを着ると、人は“自分自身を格上げしよう”とする生き物なのです。

なぜ「食事の品」が、スーツで変わるのか?

ファッションは「内面の鏡」と言われることがあります。
ですが、私の実感ではむしろ逆で、**着る服が“内面を形作る”**ことの方が多い。

特にスーツは、
        •       肩に構造があり
        •       背中に緊張感があり
        •       ウエストに絞りがある

つまり、自分の身体を常に意識させる服です。
だからこそ、立ち居振る舞いが変わり、自然と“丁寧な自分”が引き出されるのです。

いいスーツは「食事」の選び方にも現れる

・とりあえずファミレス
・とりあえずビール
・とりあえず唐揚げ定食

そんな“なんとなく”の選択肢から、
・あのお店のキッシュが食べたい
・ロゼワインが合うかな?
・季節の前菜を選ぼう

といった、“意味ある選択”に変わっていく。
これが、「いいスーツが変える日常」の一例です。

一例として、私は、スーツの時(ほぼ毎日スーツですが)は、ラーメンを食べに行きません。
理由は、「おいしく食べれないから」です。
「スーツにラーメンの汁がはねて付くんじゃないか?」、「濃厚豚骨スープの匂いがついてしまうんじゃないか?」とか
また、ラーメンって、ガッツり豪快にすすってこそ「旨い!!」になるますよね?

スーツだとそれが出来ないんです。

だから、私は、スーツの時はラーメンを食べに行きません。
ラーメン食べるように、ある意味、正装?して、とてつもなく美味しくラーメンを頂きに参じる!

これが私のラーメンの食べ方です。

話を戻します・・・

所作に“品”が出るとはどういうことか?

私の個人的な体験で恐縮ですが、
20代の頃、クラシックスーツを初めて仕立てて着た日。
行きつけのカレー屋に行こうとした足が、なぜかフレンチのビストロに向いた。

そして店内での立ち振る舞いに、自分で「おや?」と思うほどの変化があったんです。

椅子に座る姿勢、ナプキンの扱い、食後の会計。

全部、“誰かに見られている前提”で動いていた。
そしてその所作は、紛れもなく「いいスーツを着た自分」が導いてくれたものでした。

着るスーツが、人生の所作を変える

私が作るスーツは、「着られるだけ」の服ではありません。
・食べる姿
・歩く姿
・人と話す姿
…日常すべての“所作”が変わることを前提にデザインしています。

そしてそのスーツは、着る人の意識すら変えていく。

たかがスーツ。
されどスーツ。

それは、自分自身の“格”を引き出す道具だと私は信じています。

オーダースーツカマクラが目指す“格”とは

        •       安く見えないことではありません。
        •       ブランド名を語ることでもありません。

**所作に品が宿ることこそ、“本当の格”**だと、私たちは定義しています。

だからこそ、私たちのスーツは1950年代のクラシックスーツを再解釈し、
「見た目だけでなく、中身まで整える服」をご提供しています。

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