「30℃でも“ギリギリ”着れるスーツ」とは?

⑤《スタッフブログ》スーツのマナーやスーツの現状について
この記事は約3分で読めます。

――真夏にスーツを着るすべての男(漢)たちへ。

「気温30℃超えのなか、スーツを着るなんて正気じゃない」

――たしかに、その感覚は正しい。
スーツという装いは、もともと20℃前後の欧州気候を前提に設計された“文化服”です。
つまり、本来は夏に向いていない服。

にもかかわらず、我々は30℃を超えても、会食へ、プレゼンへ、商談へ、スーツを着て向かう。

そこには「装いの使命」があるから。

結論から言います。気温30℃で「涼しいスーツ」は存在しません。

どれだけ高機能素材を使っても、どれだけ風通しがよくても、外気温30℃を下回るスーツなんてこの世に存在しません。

だからこそ、我々が提案するのは「30℃でも“ギリギリ”着れるスーツ」
つまり、暑さに抗うための設計ではなく、暑さを許容したうえで成立する美しさです。

「30℃で着られる」3つのスーツ設計

① 通気性の鬼|“フレスコ生地”のスラックス

フレスコとは、強撚糸を高密度に織った夏用ウール生地。
見た目は端正なウールスラックスでありながら、風が通る・熱がこもらない・膝が出にくいという三拍子。

➡ 真夏でも「蒸れない・テカらない・だらしなく見えない」
ビジネスマンの足元を支える最適解です。

② 表情と機能の両立|“リネン混紡ジャケット”

麻100%ではシワが出すぎてラフに見える。ウール100%では暑すぎる。

だからこそ「ウール×リネン×シルク」など、絶妙な混紡バランスで仕立てる一着がおすすめ。
仕立ては軽く、胸の芯地も極力抑え、アンコン仕立て(肩パッドあり)で仕上げます。

➡ リラックス感とフォーマル感を両立しながら、温度にも配慮した仕様。

③ 裏地と芯地を“削ぎ落とす”ことで生まれる快適さ

見えない部分こそ、快適性の分かれ道。

・裏地を背抜きに
・肩パッドは体型に合わせて極限まで薄く
・芯地は柔らかく自然なロールに

➡ 軽い、でも“きちんと見える”。この矛盾を解決するのが、プロの設計です。

真夏のスーツで差がつくのは、「覚悟」ではなく「工夫」

30℃越えのスーツスタイルにおいて、必要なのは我慢ではありません。
必要なのは、「知識」と「準備」、そして戦略的な設計です。

Order Suit KAMAKURAでは、体型や目的に応じて――
        •       生地の選定(フレスコ・リネン混)
        •       裏地の種類
        •       パターン設計
        •       スラックス単品・ジャケット単品でのご注文対応

まで、全て**“真夏対応のオーダー”**としてご提案しています。

あなたのスーツ、30℃で着れますか?

スーツは、戦闘服でも、拘束具でもない。
それはあなたの“意思”を可視化するための道具です。

だからこそ、「暑さに負けない」ではなく
**「暑さに寄り添いながら、格を崩さない」**一着を。

それが、夏にこそ求められる“本物のスーツ”だと、私たちは信じています。

ORDER SUIT KAMAKURA|真夏対応ラインナップ

フレスコウール・リネン混・国産高機能素材を多数ご用意

出張採寸|世田谷発・都内全域対応

単品オーダー(ジャケット/スラックス)のご相談も可能

初回限定:裏地・ボタンオプション無料キャンペーン中

オーダースーツカマクラ|世田谷発・出張専門

ご予約はLINEまたはInstagram DMにて受付中

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