⑤《スタッフブログ》スーツのマナーやスーツの現状について

かつて、スーツは“全員が同じように着る制服”のようなものでした。ネイビーかグレー、シングル2ボタン、白シャツに黒靴。そこには「個性」や「好み」が入り込む余地は、ほとんどなかったかもしれません。しかし2020年以降の社会の変化は、私たちの働き方と服装に大きな自由をもたらしました。オフィスカジュアルがスタンダードになりつつある今、スーツは「個性を表現するための一着」として再注目されています。

スーツは「消耗品」ではない——今、私たちはそう問い直す時代に来ています。大量生産・大量消費のファッションが主流となって久しい現代。1シーズンで手放される服も珍しくなくなりました。けれど、**「スーツは10年着られる」**という概念を、もう一度見つめ直しませんか？Order Suit KAMAKURA は、クラシックな美しさと、持続可能な未来への責任を両立する“Good for the Planet”なスーツ作りに取り組んでいます。

真夏にスーツ？――その選択が、あなたを引き立てる8月といえば、連日の猛暑。街ではTシャツや短パン姿が当たり前になり、スーツなんて季節外れだと感じる方も多いでしょう。ですが、**「誰もが着ないときこそ、あえてスーツを着る」**という選択に、今、大人の男性たちの注目が集まっています。それは、ただの“暑さとの戦い”ではなく、自分の「軸」を装いで語るというスタイルの選択です。

クールビズの時代に、なぜスーツを着るのか？7月といえば、一般的には「クールビズ全開」の季節。ノージャケット・ノーネクタイが当たり前になり、街中からスーツ姿のビジネスマンが激減する時期でもあります。しかし、だからこそ——「スーツを着る選択」をする人が、際立ちます。それは、単なるドレスコードではなく、**“自分自身を引き立てる装い”**としてスーツを楽しむ、という姿勢の表れです。