一着の設計記録

一着の設計記録

【一着の設計記録:無骨。でも、コスプレにはしない。】

私がよく言っている「究極の普通」。別に、無難なスーツを作るという意味ではありません。今回みたいに、12cmのピークラペルを使うこともあります。逆に、もっと静かな設計にすることもあります。その人をどう見せたいのか。どこに重心を置くのか。何を残して、何を削るのか。そこに理由があればいい。今回の一着は、かなり「男臭い」方へ振りました。でも、あと一歩は行かない。
一着の設計記録

【一着の設計記録:リピートの始まり】

この一着を作って、私は改めて思いました。だから、私のような「採寸士」という仕事が必要なんだ。この一着はお客様にとって最初の一着でしたが、私にとっても、自分の仕事が何なのかを改めて確認した一着になりました。
ドレスコード

【一着の設計記録:任せられた一着】

一着作って終わりではない。着てもらって、感じてもらって、また次を任せてもらう。その時は、前と同じものを作るのではなく、もう一度その人を見る。今回の一着は、そうやって作りました。
一着の設計記録

【一着の設計記録:ロロピアーナ】

最初は単純に、「この生地、カッコいいな。欲しい。」から始まりました。でも、結果として、仕事にも使える。式典にも使える。ベスト姿でも成立する。そして何年経っても、普通に手が伸びる。私にとっては、そういうスーツになりました。