Newsman|最上位モデル

“なんとなく”を終わらせる。
肩の位置、着丈、ラペルの幅、ボタン位置、パンツの太さ。
スーツの印象を左右する一つひとつに、理由を持たせる。
Newsman(ニュースマン)は、Order Suit KAMAKURAが考えるクラシックな装いを、採寸と設計、仕立ての工程を通じて追求する最上位モデルです。
3ピース 197,000円(税込)〜
初回仮縫いを標準で含み、完成までの納期は約3か月を目安としています。
Newsmanという名前に込めた思い
Newsmanという名前には、クラシックとジャーナリズムへの敬意を込めています。
かつてのジャーナリストたちは、装いにも気を配りながら、立場や権威に向き合ってきました。
権威そのものではなく、自分の思考と姿勢で立つ。
その精神に惹かれ、最上位モデルにNewsmanという名前を付けました。
華やかさを競うためのスーツではありません。
自分の装いに、理由を持つためのスーツです。
私はテーラーではありません。採寸士です。
私は、自分でスーツを縫うテーラーではありません。
採寸士です。
お客様の身体を測り、完成時の寸法を考え、デザインと着用感を設計する。そして、その設計を実現するために縫製工場へ製作を依頼します。
Order Suit KAMAKURAでは、42項目の採寸を基本としています。
ただし、大切なのは採寸項目の数そのものではありません。
肩幅や胸まわりを測った数値を、そのまま完成寸法にするわけではないからです。
肩の傾斜、胸の厚み、姿勢、身体の左右差。
そして、どのようなスーツを着たいのか。
測った数値と、お客様の希望を照らし合わせながら、一着の形を考えていきます。
設計は、数値で決める。
それが私の採寸士としての基本姿勢です。
1950年代を基準に、現代の装いを設計する
Newsmanのデザインは、1950年代のクラシックスーツを一つの基準としています。
基本となるのは、次のような設計です。
- 3つボタン段返り
- やや浅いVゾーン
- クラシック寄りの重心
- 英国調の胸まわりの構築
- 肩幅や体格に応じて調整するラペル幅
- 全体のバランスを考えたパンツの太さ
ただし、1950年代のスーツを、そのまま再現することが目的ではありません。
当時の美しさを理解したうえで、現代の身体や生活に馴染むように設計する。
私は、これを「究極の普通」と考えています。
流行に合わせて毎年形を変えるのではなく、長く着たいと思えるバランスを探していきます。
Newsmanの仕立て|総毛芯と細部の仕様
Newsmanでは、ジャケットに総毛芯仕立てを採用しています。
毛芯は、ジャケットの胸まわりや前身頃の形を支える大切な部分です。
Newsmanでは、ハード毛芯、ソフト毛芯に加え、工場の最上位毛芯も選択できます。
どれが最適かは、目指すシルエットや着用感によって異なります。
高価なものを一律におすすめするのではなく、仕上げたい一着に合わせて選びます。
また、ジャケットには台場仕様、本切羽、AMFステッチなどを採用。
ネームの千鳥縫い付け、名刺ポケット、柄入りキュプラ裏地など、細部の仕様にも配慮しています。
パンツやベストにも、クラシックな装いにふさわしい仕様をご用意しています。
細かな仕様は、見た目だけのためにあるのではありません。
どこに意味があるのか。
その理由をお伝えしながら、一緒に決めていきます。
なぜNewsmanでは、初回の仮縫いを行うのか
Newsmanでは、初めてお仕立てする一着に、仮縫いを標準で設けています。
仮縫いとは、完成前の段階で実際にスーツを着用していただき、身体との相性や全体のバランスを確認する工程です。
採寸で数値を整えても、実際に着用したときの印象まで、すべて数字だけで判断できるわけではありません。
肩の収まりはどうか。
胸まわりに無理はないか。
着丈やボタン位置、全体の重心は狙いどおりか。
完成前に一度確認することで、必要な調整を検討できます。
私は、Newsmanをできる限り納得のいく一着に仕上げたいと考えています。
だからこそ、最初の一着では仮縫いを行います。
初回仮縫いの費用は、Newsmanの価格に含まれています。
2着目以降は、体型の変化や前回の仕上がり、ご希望に応じて仮縫いの必要性を判断します。
Newsmanの価格と納期
Newsman:3ピース 197,000円(税込)〜
価格には、採寸、設計、縫製、初回仮縫いなど、基本的な製作工程が含まれています。
実際の価格は、お選びいただく生地や追加仕様によって変わります。
納期は、初回仮縫いを行う場合、採寸から完成まで約3か月が目安です。
縫製工場の稼働状況や長期休業などによって前後することがあります。
結婚式や式典など、着用する日が決まっている場合は、余裕を持ってご相談ください。
ほかのモデルとの価格差や通常の納期については、
「オーダースーツはいくらで、いつ届く?価格と納期を採寸士が解説」で詳しく
ご紹介しています。
Newsmanは、どんな方に向いているのか
Newsmanは、特定の職業や年齢の方だけのためのモデルではありません。
既製品では身体に合うスーツが見つからなかった方。
クラシックなスーツを、自分の体型に合わせて仕立てたい方。
生地やデザインだけでなく、仕立ての工程にも納得したい方。
そして、最初の一着から仮縫いを行い、じっくり仕上げたい方。
そうした方に、Newsmanをご提案しています。
もちろん、すべてのお客様にNewsmanが必要なわけではありません。
ご予算や用途によっては、ClassicやClassic EXの方が適していることもあります。
大切なのは、モデルの価格ではなく、お客様が求める一着に合っているかどうかです。
店舗に行かずに、ご相談・採寸いただけます
Order Suit KAMAKURAは、世田谷区を拠点とする出張採寸専門のオーダースーツ店です。
常設店舗は設けず、完全予約制でご相談を承っています。
ご自宅やオフィスへの出張採寸のほか、カフェでの事前相談、レンタルスペースでの採寸にも対応しています。
通常対応エリア内の出張採寸料は、スーツの価格に含まれています。
自由が丘・奥沢・尾山台など、世田谷区周辺でオーダースーツをご検討の方も、お気軽にご相談ください。
一着を仕立てる前に
スーツは、ただ寸法が合っていればよいわけではありません。
どんな姿に見せたいのか。
どんな場面で着るのか。
何を大切にしたいのか。
そうしたことを伺いながら、設計を考えます。
“なんとなく”を終わらせる。
拘りと理由は、やがて愛着になる。
Newsmanは、その考え方を形にするための最上位モデルです。
ご注文を決める前のご相談でも構いません。
価格、生地、仮縫い、採寸のこと。
気になることがあれば、お聞かせください。
