秋冬スーツの違いとは?裏地・生地・目付けでわかる季節に合う一着|オーダースーツカマクラ

【鎌倉のスーツブログ】
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【教えて!】秋冬スーツって何が違うの?

「スーツって、季節でそんなに違うの?」
そう感じる方も多いと思います。
実は秋冬スーツには、“見た目の上質さ”だけでなく、“快適さ”や“耐久性”を左右する重要な違いがあります。
今回は、「裏地」「生地の種類」「生地の目付け(重さ)」の3つの視点から解説します。

1. 裏地の違い:背抜きか総裏か

春夏のスーツは「背抜き(せぬき)」が主流。背中部分に裏地をつけないことで、通気性が良くなり、軽快に着られます。
一方、秋冬スーツは「総裏(そううら)」が基本。
裏地が全体に入るため、保温性が高く、型崩れもしにくくなります。
総裏のスーツは、冬の冷たい風をシャットアウトしながら、しっかりとした印象を与えてくれます。

2. 生地の種類の違い

秋冬スーツに多く使われるのは、「フランネル」「ツイード」「サキソニー」などの起毛素材。
これらの生地は、ふっくらとした質感と柔らかい手触りが特徴で、保温性にも優れています。
夏の「トロピカル」や「モヘア混」などとは真逆の性質で、見た目にも温かみが出るのが魅力です。

3. 生地の目付け(重さ)の違い

スーツ生地には“目付け”という、1メートルあたりの重さを示す単位があります。
一般的に、目付けが重いほど厚く、暖かい生地になります。
・春夏:200〜250g/m前後
・秋冬:300〜400g/m前後

このわずかな違いが、着心地やシルエットの安定感に大きく影響します。秋冬の生地はハリがあり、身体のラインを美しく見せてくれるため、ドレス感を重視する方にも人気です。

まとめ:秋冬スーツは“重厚感”で差がつく

秋冬スーツは、ただ「暖かい服」ではありません。
裏地・生地・目付け――これらの違いが重なり、見た目にも、心にも“深み”をもたらします。

オーダースーツカマクラでは、今季の秋冬生地が豊富に入荷中。
フランネル、ツイード、カシミヤ混など、あなたのスタイルに合う素材をご提案いたします。
衣替えのこの時期こそ、新しい季節を迎える一着を仕立ててみませんか?

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