「クールビズ」は本当に“クール”か?

⑤《鎌倉ブログ》スーツのマナーやスーツの現状について
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スーツの歴史と、日本的ドレスコードの変遷

2005年、日本政府が推進した「クールビズ」キャンペーン。
温暖化対策、省エネ、電力需要の抑制――目的は明確で、スーツを“脱ぐ”ことが社会貢献になるという、かつてないドレスコード改革でした。

確かに、クールビズは働き方と服装の関係を見直す大きなきっかけとなりました。
でも、果たしてそれは、“本当にカッコいいスタイル”を実現しているのでしょうか?

【クールビズの歴史】

        •       2005年:第一次クールビズ(小泉政権)
 → ノーネクタイ・ノージャケットが推奨。多くの企業が対応に戸惑う
        •       2011年:スーパークールビズ(震災以降)
 → ポロシャツ、チノパン、Tシャツ、サンダルさえ容認され始める
        •       現在(2020年代):各企業ごとの裁量に委ねるスタイルへ

年々“自由度”が増す一方で、ビジネスマナーの輪郭が曖昧になっていったのも事実です。

【クールビズのメリット】

①涼しい・快適

炎天下でも動きやすく、熱中症対策にも有効。
特に通勤や外回り営業にはありがたいという声が多い。

②服装の自由度が上がった

TPOに合わせて選べるため、自分らしいスタイルを表現しやすくなった。

③環境・電力負荷の軽減

エアコンの使用抑制、CO₂排出削減など、社会的にも意義がある取り組み。

【クールビズのデメリット】

①「カジュアルすぎる」印象で損をする

ジャケットなし・ノーネクタイでも美しく見せるにはテクニックが必要。
特に若手や営業職では、「だらしない」と見なされるリスクも。

②“差”がつかない

誰もが同じようなシャツにスラックスでは、印象が埋没しやすい。
クールビズだからこそ、着こなしの質感が評価される時代に。

③スタイルが崩れる

既製品のシャツやスラックスは「誰にでも合うように作られた服」。
だからこそ、逆に体型の欠点を目立たせてしまうことも。

Order Suit KAMAKURAの提案:

クールビズは“脱ぐ”ことではなく、“魅せる”ことへ。

真のクールビズとは、軽装であっても品格を損なわないスタイル設計。
        •       ボタンダウンシャツ × 涼感スラックス
        •       リネン混合・フレスコ素材で作るオーダーパンツ
        •       裏地や芯地に夏専用仕様を取り入れた軽量ジャケット

オーダーなら、涼しさも格好よさも妥協しないスタイルが可能です。

最後に──「服装が自由」な時代だからこそ、差がつく

現代は「何を着てもいい」時代。
だからこそ、“何を選ぶか”があなたの人格を映すのです。

クールビズの本質は、「脱ぐこと」ではなく、「考えて選ぶこと」。
スーツの歴史を踏まえつつ、現代の働く男の美学を体現する一着を、私たちと共に仕立ててみませんか?

Order Suit KAMAKURA(オーダースーツカマクラ)

・1950年代のクラシックスーツをベースに、現代のTPOに対応した軽装設計
・夏向け素材のスラックス・ジャケットも出張採寸でオーダー可能
・東京都世田谷区拠点、都内全域対応
・初回限定|裏地・ボタンオプション無料

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